原作累計発行部数2000万部のアニメ「MONSTER」

2019年3月21日アニメ・特撮

「そして私は海から一匹の野獣がやってくるのを見た・・・」というヨハネの黙示録から、静かにこの物語は始まります。
このアニメは74話もあるので、全話を観るにはそれなりのエネルギーが必要ですが、謎が謎を呼ぶ展開に、つい最後まで魅入ってしまいます。

この作品の原作は浦沢直樹で、漫画賞を二つも取っているミステリーの傑作。
累計発行部数は2000万部にも上るということで、その人気ぶりが窺えますね。それを忠実にアニメ化したのがこの作品です。

これって実話では!?そう感じるほどのストーリー展開

最初の舞台はドイツですが、主人公は日本人の天才外科医、天馬賢三。
その彼が一人の少年の命を救ったことから、複雑な事件へと巻き込まれていく事になります。
殺人事件の重要参考人として逃亡者となってしまった彼が、逃亡の旅を続けるうちに、様々な人と出会うというロードムービー的要素も、見どころの一つ。

一見なんの関連もないような事件が、裏ですべて繋がっていくといった、ストーリー内に複雑に散りばめられたピースが、いつしか一つの絵を作りあげていくという不思議な感覚はたまりません。
その設定の緻密さは、まるで現実にあった事件が原案になっているのでは?と思わせるほどです。

人間の奥深さを感じさせるキャラ達

魅力的なキャラクター達もまた、この物語を盛り上げてくれています。
主人公の天馬賢三はどこまでいっても「善人」。
殺人事件の重要参考人として指名手配をされてはいるものの、直接彼と関わった人々はみな、その優しく誠実な人柄に惹かれていきます。
また天馬を犯人だと信じこんでいるのが、切れ者のルンゲ警部。
家庭を顧みない仕事人間でもある彼は、名推理で多くの犯罪を解決した実績のある刑事です。
そのため非情な人間のようにも見えるものの、冷静な判断の出来る真面目な人柄でもあります。

そしてこの物語に欠かせないのが、ヨハンという人物。
まるで感情のない怖い人間と思わせつつも、悲哀を背負った魅力的なキャラ。
彼の双子の妹アンナも、物語の展開に重要な役目を担っていきます。
それぞれのキャラクターを演じる声優陣もピタリと当てはまり、それぞれの魅力をより引き立ててくれています。

歴史的背景を知ればもっと楽しめるかも?

「MONSTER」には、旧東ドイツで行われていた人体実験や、東ドイツから西ドイツへと亡命してきた人物などが出てくるので、ベルリンの壁崩壊前後のドイツの歴史を知っていると、物語をもっと楽しむ事が出来るかもしれませんね。
また前半の舞台はドイツ、後半はチェコスロバキアへと舞台が移っていきます。
ドイツとチェコの歴史は、紀元前の頃から複雑な関係。そんな歴史的背景も知っておくのもいいかもしれません。

最後に

怪物はどのようにして生み出されたのか。
始めは怖いと思える怪物も、途中からは見方が変わってくると思います。
そんなどころいっぱいの「MONSTER」を、是非楽しんでいただきたいものです。

 

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