緊張感のない?遭難映画「スイス・アーミー・マン」

2019年3月7日コメディ

ゾンビ映画はたくさんありますが、ほとんどは「恐怖をどう表現するか!?」をメイクや演出で補い、観た後のあと味の悪さや、ハッピーエンドの心の救われ方などを残します。
さて、この「スイス・アーミー・マン」はというと、ジャンルはコメディに入るほど緊張感がなく、後述しますが、かの名役者が演じる死体の演技力が話題となった作品です。

では、どういう内容だったのでしょうか・・・

あらすじ

長らく無人島でサバイバル生活を送っていた青年ハンク(=ポール・ダノ)は、孤独に耐えかねて自殺を試みるが、直前に浜辺に打ち上げられた男性を見つける。死体だとわかり落胆するも、その死体が尋常じゃない量の“おなら”をコキ続けるので、ハンクは閃いた。ハンクはその背中に跨り、死体をジェットスキーのように乗りこなして無人島から脱出しようとする。
辿り着いたのは人のいる島。しかし、人と出会うには長い森を抜けなければならない。「恩人を置いていけない」とハンクは死体と共に生還(?)を試みるが、なんと道中死体が喋り出し、名前はメニー(=ダニエル・ラドクリフ)だという。こうして、青年2人の奇妙で楽しいサバイバルが始まる。

『スイス・アーミー・マン』の意味とは?

『スイス・アーミー・マン』とは、『Swiss Army Man』…”スイスの軍人”ではありません。これは”スイス・アーミーナイフ”と呼ばれる、日用的に使用するツールナイフをもじった造語です。直訳するのであれば、”便利な男” “便利な死体”といったところでしょうか。

実際、この死体は・・・

  1. おならジェットスキー
  2. 口から湧き水
  3. 薪割りチョップ
  4. 口からピストル
  5. 指パッチンライター

などなど、驚きの機能を多数持っています。(もちろん上記は正式名称ではございません)
映画のタイトル通り、十徳ナイフさながらの多機能ぶりを見せつけるのです!

どうしたダニエル・ラドクリフ?映画史上最高に笑える死体役

なんとこの死体役、もはや説明の必要がない大ヒット映画『ハリー・ポッター』でその主役を演じた、ダニエル・ラドクリフが演じています。死体として存在感がありながらも、やはり死体にしか見えない演技力は流石としか言いようがありません。「メニー」としてより、「ダニエル・ラドクリフの死体」としての存在感が大きく、その奇抜さがツボにハマる人も多かったようです。

また、本作のダニエル・ラドクリフは片目のまぶたが重そうな表情をしており、このアシンメトリーさがより”死体感”を増長させています。このアイデア、なんとラドクリフ本人が提案したものらしく、「顔が知られているからこそ、違う顔に見えたら面白いのでは?」という意図があったそうです。その変顔を含めて、大スターが弄くり回される姿は必見です。

まとめ

かつて、こんなに緊張感のない遭難映画が他にあったでしょうか?

ダニエル・ラドクリフは他にも『ジャングル ギンズバーグ19日間の軌跡』という遭難映画で主人公を演じていますが、そちらのシリアスな雰囲気とは打って変わって軽いのなんの(なお、割と頻繁に下ネタを挟んでくるので、お子さんとご鑑賞される際はお気をつけください)。

また、ここでは触れませんでしたが、きちんとメッセージ性のある映画となっています。笑えて、泣けて、(物理的に)燃える。よく考えるとアホみたいなことをやっているのですが、それが“画”としてとても美しく撮られており、そのギャップがまた面白く感じられます。

何はともあれ、この映画を観れば、あの究極の質問「無人島に何か1つだけ持っていけるとしたら?」をぶつけられても、一生困ることはないでしょう。

答えはズバリ!「ダニエル・ラドクリフの死体」。

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